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カテゴリー「映画・テレビ」の1件の記事

2010年6月23日 (水)

The Walker (完全ネタばれします) やはり聖書は支配者にとっては武器となる?

The walker ザ・ウォーカー見ました。

The Book of Eli(イーライの本)が原題です。


オチが再び聖書が世界中に届けられることが善となっていますが、

では、

なぜ世界崩壊時前に時の権力者が聖書をすべて破棄させたのか?は具体的に述べられていません。


ハリウッド映画なので勧善懲悪で主人公=善、敵役=悪を紋切り型に分けていますし、アメリカで「聖書のせいで最終戦争が行われた」とかキリスト教を敵視するのはタブーなのでそうはなっていませんが、

・悪役側が「この本があればすべてを支配できる」という件と、

・劇中で時の権力者が聖書を破棄している事実から

この映画の原作者は少なくとも単純に「聖書=善」という考えではないと見て取れます。




以前このブログで2010-05-02にアップした、

「WHO IS CHRIST!キリストって何者? なぜローマ軍がキリスト教を重宝したか?2で、

ユダヤ教の一亜流であったキリスト教は支配する側に有利であったのでローマ軍に重用されたという主旨のことを書きましたが、偶然にもこの映画で類似した考え方に出会えました。


アメリカ映画は昔はヨーロッパ白人によるアメリカ原住民侵略を正当化するために、

西部劇でカウボーイがアパッチなる”極悪非道な原住民”と戦う内容を造り続け、

その後、第二次世界大戦ではソ連を悪とする戦争映画、

その後、アラブ諸国にはハイジャックなどのテロ映画で、イラン人などの中東イスラム教徒を悪として描いてきました。

長らく世界一の経済力を誇るので、万人が見て楽しめるようにアクションなどの娯楽要素は世界一です。

日本は米国の属国ですから当然にせよ、

世界中の子供や若者が、映画館で、海賊版ビデオやDVDで、

映像娯楽性世界一で、勧善懲悪、ハッピーエンドでスカッとするハリウッド映画を見て育つので、

今の世界の価値観が米国寄りになっています。


その中で、なぜ、この映画は微妙に聖書のリスクを匂わせる造りになったのでしょうか?

とうとうハリウッドにも中国マネーの影響が出てきたかも?


オワリ